母の入院生活15日目です
これは昨日のお話
やっと追い付きました、というか
急いで綴り終えたかった
昨夜はほとんど眠れず
辛い夜を過ごしました
兄もきっと同じ思いでいたはず。。。
昨日の朝、担当医から電話あり
相変わらず肺の状態は良くなくて
左肺の病状を止めることができないとの事
呼吸状態も良くなくて
一時期は40リットルから
3~4リットルまで下げれていたのに
息苦しさを解消するたに
8リットルまで上げている状態
少しでも状態を良くするために
またステロイドの大量投与をするとの事
今の状態では口から薬を飲めないそう
この日は朝食も手付かずで
しんどそうにしているとの事
今日は午後からこちらへ来て頂けますか?
その言葉に普段とは違うものを感じました
お客様の施術を終えるのが3時頃なので
3時過ぎに伺うお約束をして
仕事に没頭しました
この日の朝のお客様は
幼い頃近くに住んでた幼なじみのさっちゃん
転勤族のお父様について転校してしまい
そこからは大人になってから
また今の家に戻られ
その後結婚して遠くへ
ここ何年か前から大阪に移住し
また親しくさせて頂いてて
お店のお客様として来店してくれるように
母の話をしていたら
涙をこぼして聞いてくれていました
さっちゃんのお母様も今は施設に入所し
歩けなくなって認知症が進んできたらしく
もっと元気な時に
あちこち一緒に行けば良かった。。。
そう言っていました
私の気持ちに寄り添ってくれたさっちゃん
本当にありがとう
午後からのお客様を終えて病院へ
気持ちは焦るけど自転車を漕ぐ足が重い
現状を受け止めるのが怖い
向かっている途中に担当医から電話
もう来られますか?という言葉に
ただならぬ状況なんだと
より一層の恐怖を覚える。。。
担当医との面談で
この日の母のレントゲンを見せてもらう
このレントゲンに絶望を感じる
左肺に広がっている悪魔のような白い雲
確かに前回見せてもらった時より酷い
呼吸状態もあまり良くなく
下がってきたら
最大は15リットルまでしか増やせないとの事
鼻から上手く吸入できないので
今は口からの酸素マスクに切り替えている
ステロイドの大量投与は
何度もしているので
効果はあまり期待できないそう
すでにステロイドの大量投与で
免疫力が下がり
足の付け根にカビが発生しているとの事
医師の一つ一つの言葉に
鼓動が早くなる
ステロイド投与始めますが
症状が改善されず
呼吸状態も悪くなってくると
かなり苦しくなると思うので
痛みを取り除いてあげた方が良いと思います
最後の方は耳を塞ぎたくなりましたが
もう気持ちは母のもとへと逸りました
意識はあるけれど
目を閉じた母に声をかける
ぼんやりとした目に活力は見えない
だけど私の顔を見て
なんで来てくれへんかった?と、言うので
この子を連れに帰ってたから、と
テツコのクッションを見せると
にやりと笑った
この子や、この子。。。
酸素マスクを少しずらさないと
聞き取りにくい
しんどいやろうけど
今を頑張ったら家に帰れるからな❗
そう言うと
今でも帰れるって先生が言うた。と、言う
医師を見ると首をブンブン振っていた(笑)
帰ろな。。。早よ、帰ろな。。。と、言うと
かすかに頷いたように見えた
これで終わりなのか?
絶対に嫌だと心が騒ぐ
疲れるからと短い面会を終えて
医師や看護師に頭を下げて帰宅しました
急変したらお電話します、という言葉を受け
私の帰宅を待っている娘に電話する
実は昨日は
ブルーノ・マーズのライブに娘と行く日
こんな気持ちで行けるわけもなく
かといって娘一人では可哀想
前もって万が一の時は
私の代わりに娘の彼ピに
予定を空けておいて欲しいと頼んでいたので
すぐに彼ピに連絡してもらいました
私より楽しみにしていた娘には
どうしても楽しんできてもらいたかったので
彼ピが快く引き受けてくれて良かったです
こんな時も私の楽しみを奪おうとするなんて
母らしいな、と思いました(笑)
元気な時なら怒り狂ったかもしれませんが
昨日は全く腹も立たず
私は生きてたらまた行ける❗と、思いました
それよりも
私はこの恐怖に打ち勝つことの方が大事
母のきっと最後になるだろう戦いに
負けないで欲しい、と
祈り続ける事に専念しました
