母の入院生活12日目です


この日も母からの電話なし


朝は病棟の看護師さんから電話あり


母が明け方、和歌山の友人に電話をし


その友人が母に頼まれるまま


警察に電話したそう😥


警察から病院に電話があり


一騒動になったそう


事情を話して解決したそうでしたが


こんな迷惑かけるとは❗


でも母を責める気持ちにはなれず


ただただ病院の方に謝るのみ


兄が帰国してしまって寂しかったのか


母のあがきを不憫に思う


帰りたいんだよね、家に(T_T)


父もそうだった


帰りたいと私を困らせ


病院の入口を指差し


ドアを掴んで離さなかった


その手をドアから剥がしたのは私


あの時が甦る


家に帰してあげればよかったと


後悔したけれど


今の母は帰らせる事はできない


繋がれた点滴や酸素を外すと


間違いなく死に至る


どちらにせよ後悔するなら


私は現代の医療を信じたい



この日はよしみちゃんがヘアカラーに来店


初めて母の事を話しましたが


驚いて動揺していました


今までのお付き合いから


私はよしみちゃんに


「母に会いたい?」と尋ねました


会えるなら会いたい、と、言ってくれたので


担当医に電話をかけて


コロナ禍で長く会っていなかった


母の姪が訪ねて来たので会わせてほしい


そうお願いしました


快諾ではありませんでしたが了承頂いて


2人で病院へ向かいました


よしみちゃん


存在しない母の姪になりすまし😅


でも、


このくらいの嘘なら神様も許してくれるよね?


母の病室へ入り


この人誰かわかる?と、よしみちゃんを側へ


最初はわからないようでしたが


途中から「よしみちゃん❗」と気付く


「いや〜!若いから誰かと思ったわ~!」と


サービストークも冴えてました😆


母の生命力を信じたい❗


晴れた穏やかな日なのに


私の心に一抹の不安が影を落とす


この辛くて寂しい日々を


いつか母と笑い話にしたい


いつものよしみちゃんとの旅行


母は行きたがらなかったけど


無理矢理にでも連れていけばよかったね


送ってもらう車の中で


よしみちゃんと私


同じことを思っていました



思い出はきっと多い方がいい


ご両親が健在でいらっしゃるなら


小さなことでも楽しい思い出を、と


切に思わずにはいられません