私達が岬の先端に向かって歩いていて

あと1/3ほど❗という場所辺りで

1人のご婦人(70代?)がしゃがみこまれ

娘さんらしき女性が日傘をさして

暑さをしのぎながら

そのご婦人の足首に

ペットボトルのお水をかけていました

あ‼️転びはってんな😢と、すぐに察する

横を通りすぎる時その足首が見えましたが

とんでもない腫れ方をしていて

足先はあり得ない方向に向いていました💧

骨折。。。

この赤丸辺りでした
通りすぎて数メートル

気になって立ち止まる娘

先を急ごうとせずポツリと私に

「お母さんと私があの人の両脇で支えたら

なんとか立って歩けないやろか?」と、言う

娘はあの足の状態をちゃんと見てなかったよう😓

そのご婦人は華奢な方ではなかったで

挫かれただけだったとしても

来た道を支えて下るのは

至難の技だったと思います

娘は「困っている人」を横目に

どうにかして力になりたい。と、思ったよう

そんな風に思った方は他にもいらっしゃり

男性の方が声をかけられていました

娘さんらしき女性の

「救急車を呼びました」という言葉に

娘もようやく安堵したのか

立ち止まるのをやめて先へ進みだしました

「お気の毒にね」

もし、そう言って振り返らない娘だったら

きっと私は哀しくなったと思います

以前娘のアルバイト先だった

「又三郎」の世津子さんに

LちゃんとR君は

人が困っている時、

助けたいという気持ちのある子達です。

そんな風に評価して頂いて

すごく嬉しく思った事を

岬に続く道を上りながら思い出していました

何かが飛び抜けて優れているわけでもなく

容姿が端麗なわけでもなく

目立つ功績をあげる事もない発展途上人

だけど娘のこのさりげない「優しさ」は

私の誇りなのです☺️

幼稚園から小学校と

人間形成が培われる時期に

娘に携わってくださった先生方や

学校の教育方針にも

今更ながら感謝の気持ちが溢れてきました😭


到着した救急車に続き

続々と消防車も到着していました
あの道でどのような転び方をされたのか?

考えてもわかるものではなく

ただわかることは

年齢を重ねていくと共に

自分を過信してはいけない。と、いうこと

気の緩み、不注意、骨密度の低下、等々

全てが衰えてくる世代に向かう自分に

改めて渇を入れる私でした