赤チン

小学校の保健室でつけたのが最後でした

今年で全ての製造が終了するらしい

こちらが通称「赤チン」
怪我した箇所を消毒後

赤チン塗るんですよね。。。懐かしい

私、暴れん坊だったので

低学年の頃は赤チンまみれでした

で、嘘かホンマか

もっと強力なのがこちら
通称「ヨーチン」

こっちは傷口に滲みるタイプだった気がします


先生~!
ヨーチン塗らんといて!
赤チンにして~(TT)

とか、言うた記憶力あり

同じようで同じでない別物

赤チンとは

正式名称「マーキュロクロム液」は
マーキュロクロム(C20H8Br2 HgNa2O6)
という水銀化合物の水溶液です。
水銀イオンの殺菌作用を利用した 
外用消毒薬です。
殺菌作用は強くないものの
その作用は比較的長続きし
また傷口につけても
あまりしみないのがメリットです
水銀は高等生物にも有毒なので、最近はあまり使われなくなりつつあります。

製造が終了する最大の理由は「水銀」

知らぬが仏やね

昔は赤チン塗っときゃ治るみたいな感じやった

そして

ヨーチンとは

正式名称「ヨードチンキ」は
ヨウ素Iとヨウ化カリウムKIを
70%ぐらいのエタノールに溶かしたものです
殺菌作用は、エタノールによる変性殺菌と
遊離状態のヨウ素による酸化殺菌で
この相互作用により
非常に強い殺菌力を示します。
皮膚を壊死させて体内深くまで浸透するため
効き目は確かですがやたらしみるのが難点です
ヨウ素アレルギーの人に使ってはいけません

というわけで

用途は傷口の消毒で似ていますが

まったく別のもののようです

私の記憶通り

赤チン→しみない

ヨーチン→しみる

(笑)

今さら水銀が!と言われてもね(((^^;)

あの頃はこれらしか無かったし

今の傷治療は

私達昭和の人間の概念が覆されます

キズパワーパットひとつとっても

昔は傷口は空気に触れさせ乾燥させて治す
(ドライヒーリング)

に対して

キズをしっかり覆い潤い(体液)を保って治す
(モイストヒーリング)

という風全く正反対であったりします


赤チン。。。サヨウナラ