娘は小学校時代よく嘘をついていました

それは単純な「保身の嘘」
私や塾の先生に叱られたくなための
「すぐばれる嘘」
まだやってないのに、もうやった。とか
まだ提出できてないのに、提出した。とか
誰かを傷付ける嘘ではないけれど
「嘘」はダメ
主人に相談したら
「それはお前が厳しすぎるからや」と一喝され
かなり落ち込んだりしましたが
私の子育てには常に「信念」があり
折れるわけにはいかない
負けるわけにはいかない
この娘の悪い癖を治すために
しばらく時を要しました
伊藤塾の塾長も「鬼の目」を持っていて
「それホンマ?」
「疑って悪いけど」
「信じてあげたいけど」等々
いつも娘のしょーもない嘘を見破ってくださり
軌道修正に協力してくださいました
「嫌なこと」を後回しにしてしまう結果
嘘をつかなくてはならなくなる
ことごとく見破られる
陳腐な嘘をつかなくなったのは高校生になる頃
その代わり
違う種類の嘘をちらほらつくようになりました
だけど、私には見破れるんです(笑)
決定的に嘘だとわかる方法もある
これは娘には永遠に秘密ですが
高校時代の恩師や
同級生のお母さんのアドバイスが深いんです
「嘘だとわかっても見逃してやることも必要」
「だけどなんとなくこちらが気付いてる事も醸し出さねばならない」
身の危険や犯罪に繋がならいなら見逃しもあり
娘には娘の世界がありますからね(((^^;)
小さい頃
娘に叱責したら
「お母さんだって嘘つくやん!」
と、切り返されましたが
「人を傷付けないためにつく嘘」
「思いやりの嘘」は
必要なんだと言った覚えがあります
特に母にはいまだに嘘つきな私
娘にも母へは嘘をつかす
これは一生続くんやろな。。。
私の知り合いに
「どうしてこんな嘘つくのかな?」
と、思う人がいます
私の直感で「嘘」だとわかるんですが
周りの人達からの話と辻褄が合わなかったり
なんていうか、
一貫性が無いんですよね
大人のすぐばれる嘘は友達をなくします
知り合った頃から「小さな不信感」が常にあり
数年を経て「大きな不信感」になる
先日も偶然
娘の幼少の同級生のお母さんを知ってる方がいて
「あの人って周りからどんどん人がいなくなる」
と、教えてくれました
一見華やかに見えても
それが長く続かない
つまらない嘘が招く結果なんやろか?
平成で売れた本のベスト9
「置かれた場所で咲きなさい」渡辺和子著
この本は知りませんでしたが
とても印象的でした
今いる場所で幸せになるために
必要な心得をまとめた本
100%の信頼関係は壊れやすい
なぜなら
「人間は不完全なもの」
「この世の中に完璧な人間などいない」
「人との付き合いは100%信じず98%信頼する事」

人間関係を見つめなおす事も必要ですね

