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その1



2年の調停を経て

私達は弁護士費用約120万円と

叔母への和解金700万円を支払い

これで一件落着

。。。だと思っていました

ところが、結審した次の日

弁護士から母に連絡がありました

成功報酬500万円の支払いの催促です

成功報酬?

何か成功したっけ?

正式な遺言書があり

叔母の生前贈与の証拠もあり

遺留分請求は不当な事であり

にもかかわらず

私達は争いを避けて

払わなくても良いはずの700万円を

叔母に支払う結果となってしまった

これって。。。

成功ではなく失敗やん?

ってか、

どっから出た数字なん???500万円て!!!

弁護士の言い分はこう

仮に遺留分が認められて

叔母に支払うという命令が下った場合の金額

この金額を全額支払う結果とはならず

700万円のみの支払いで済んだという結果

つまり

叔母の遺留分-700万円=

『支払わなくて済んだ金額』

この『支払わなくて済んだ金額』が

弁護士のおかげで損失にならなかった

なので『成功』

この『支払わなくて済んだ金額』の

何%かが弁護士の成功報酬らしい

それに値するのが500万円だとか。。。

馬鹿げてる

弁護士を雇っているにも関わらず

2年もかかった上に

払いたくないお金を

払わされる結果にしかならず

その上500万円支払えとは

盗人に追い銭やんか!!!

この時

最初に友達から忠告されて

忠実に守ったこと

『弁護士には全てを明かしてはダメ』
 
この意味が凄くわかりました

本当の事を全て話してしまっていたら

この500万円の請求は

もっと大きい金額になっていた

弁護士はスーツを着たヤクザ

とも言ってたな(笑)

友人の忠告が身に染みました

依頼人の不利益になることはしないはず

なのに、

最後の最後でこれほど苦しめられるとは汗

一週間後に母が弁護士事務所に出向く事になり

その時

母は現金を持参して行きました

それは500万円には程遠い金額でしたが

その金額で話を付けてくる!!!と、鼻息荒く

私はそんなこと無理やろ。。。と

弁護士の成功報酬を値切る???

いくら大阪のおばちゃんでもそれは無理やろ

ところが!

なんと、母はその『値切り』をまんまと

やってのけたのです(^з^)-☆
 
そう!ここで私が一番言いたいのは

着手金等は値切れませんが

成功報酬に関しては

値切れる!!!ということ

しかもその額は500万円から100万円台に
(哀しいことに正確な金額忘れてしまいました)

人間て嫌なことは

脳が忘却するように出来ているんですね(笑)

今まで生きてきて

この一件が私の母に対する

一番の尊敬に値する出来事でした

500万円という金額から200万円まで下がって

そこからは絶対に譲れないという弁護士に対し

話し合いの最後の決め手は

『領収証は要りません』

だったそう

私が孫の代まで伝えたい事は

母の武勇伝

『弁護士の成功報酬を3分の1以下』

に値切ったということ

そして

『弁護士』という肩書きを

信用してはダメだということです