韓国警察庁長の竹島訪問で日米韓共同会見が中止ニダ！

韓国警察庁長の独島訪問に日本が難癖…韓米日次官の共同記者会見が取りやめに

　日本が韓国の警察庁長による独島訪問に抗議

　訪日した韓国国会議員との面会も拒否

　対北朝鮮政策と対中政策で協力するため17日（現地時間）に米ワシントンで韓国・米国・日本の外務次官による会議が開催されたが、韓国と日本の対立により共同記者会見を開催できずに終わった。韓国の金昌竜（キム・チャンリョン）警察庁長が会議直前の16日（韓国時間）、警察庁長としては12年ぶりに独島を訪問したため、日本がこれを問題視し「共同記者会見に韓国と同席するのは難しい」と伝えてきたためだ。

　米国務省のシャーマン副長官と韓国外交部（省に相当）の崔鍾建（チェ・ジョンゴン）第1次官、日本外務省の森健良外務事務次官はこの日午前にワシントンで9回目となる韓米日外務次官会議を開催したが、その後の会見には予定とは違ってシャーマン氏だけが姿を現した。この日夕刻に韓国特派員団の取材に応じた崔次官は「日本側は会議が始まる前、韓国警察庁長による独島訪問問題のため韓米日共同記者会見には出席できないと伝えてきた」と説明した。

　韓国外交部のある幹部は「もし会見場に日本の外務次官が姿を現せば、日本の記者団が警察庁長による独島訪問について質問し、韓国はこれに反論するしかないため、韓米日の会見そのものが完全に後回しになる。日本はこのことを懸念していた」と説明した。北朝鮮と中国を前に結束すべき同盟国が米国で争うことを避けるため、共同記者会見をキャンセルしたというのだ。

　日本の政府関係者も、金庁長による独島訪問を理由に訪日中の韓日議員連盟朝鮮通信使委員会所属の与野党議員団6人との面会を拒否したという。

　朝鮮通信使委員会の委員長として日本を訪問している鄭鎮碩（チョン・ジンソク）国会副議長は16日に自らのフェイスブックを通じ「薄い氷の上を踏むように慎重に日本にやって来たその初日、ソウル発のニュースが韓国の朝鮮通信使一行を不意打ちした」とした上で「日本に来る前から日本の新しい外務大臣、自民党幹事長らとの会談を慎重に打診したが、これもできるような雰囲気ではない」「姜昌一（カン・チャンイル）駐日韓国大使も『国会代表団が日本を訪問したその日に警察庁長が独島を訪問する必要があったのか』と首を横に振った」などと伝えた。

　鄭副議長と韓国与党・共に民主党の金栄珠（キム・ヨンジュ）議員、野党・国民の力の朴振（パク・チン）、金碩基（キム・ソッキ）、成一鍾（ソン・イルジョン）、イ・チョルギュ議員らは今月16日から5日間の日程で日本を訪問中だが、日韓議員連盟の額賀福志郎議員らとしか会うことはできていない。

　韓国警察庁によると、金庁長は16日午前にヘリで独島を訪問した。島しょ地域の警察官を激励するための訪問で、実務レベルで韓国外交部（省に相当）にも伝えていたという。警察庁の関係者は「警察庁長による独島訪問は2009年のカン・フィラク庁長以来」と説明した。

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