スペイン:与党社会労働党が地方選で大敗-財政めぐる懸念再燃も
5月23日(ブルームバーグ):スペインの与党社会労働党は22日の地方選挙で約30年ぶりの大敗を喫した。地方での政権移譲をきっかけに同国の財政をめぐる懸念が再燃する恐れがある。
内務省によると、開票率99%の段階での得票率は、野党国民党が38%、社会労働党が28%。スペイン第2の都市バルセロナでは社会労働党が1979年以来初めて敗北した。
地方での政権交代に伴い、新たに就任する当局者が前任者の報告以上の財政難を明らかにする可能性があり、スペインの財政赤字をめぐる懸念が再燃しかねない情勢だ。サパテロ首相は同国の財政赤字が抑制可能であり、ギリシアなどのような救済受け入れの事態を回避できると投資家の説得を目指しているものの、街頭での抗議行動が1週間前から続く中での今回の大敗で首相は一段と弱い立場に立たされそうだ。
少数与党の政府を率いるサパテロ首相は来年の総選挙で3期目を目指さない考えを表明しており、社会労働党内では今週から後継レースが始まる見込み。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=a8vrwsULEooA
スペイン首相:社会労働党の選挙での敗北は明白
5月22日(ブルームバーグ):スペインのサパテロ首相は自らが率いる社会労働党が地方選挙で敗北したのは明白だと述べた。
同首相は選挙の敗北は同国の失業率を欧州で最も高い21%に押し上げた経済危機と関連していると指摘。首相は同国経済が拡大し、十分に雇用創出するよう「生産性モデル」変更することを目的とした改革に引き続き全力を尽くすと語った。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aFlMiI2x2Hdg
>スペインの与党社会労働党は22日の地方選挙で約30年ぶりの大敗を喫した。
30年ぶり!? 地方選挙とはいえ与党が敗退したようですね。スペインでも・・・
>サパテロ首相は同国の財政赤字が抑制可能であり、ギリシアなどのような救済受け入れの事態を回避できると投資家の説得を目指している
なるほど、もしかしたら地方政府の財政のごまかしが発覚するかも知れずに、それが引き金となりギリシャのような事態に、なるかもしれないと言う訳ですね。
う~~~む、これは十分にありえますね。
我が国の民主党政権も、見事なほどに世界市場から信用を失墜させてますが、政権交代による信用失墜は日本だけではありませんからね。
ちょうど1年前、ハンガリーで面白いことが起きました!
ハンガリーでも政権交代が起きたのですが、その新政権が前政権を批判して、
「前政権がデータを改ざんしていた。ハンガリーは極めて深刻な状況にあります!」
なんて、コメント出したんですよねwww
そのために、一気にハンガリーは信用不安に陥り大ピンチにwww
あわてて、
「いや~~でもね、デフォルトの危険性はないから~~エヘッへ」
と修正したんですけどねぇ~~。見事にブーメランが頭に刺さっていたようなw
詳しくはコチラ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/x_men_go_go/26004742.html
http://blogs.yahoo.co.jp/x_men_go_go/26032040.html
スペインでは、地方政府で同じようなことが起きる可能性があるようで。。。
>同首相は選挙の敗北は同国の失業率を欧州で最も高い21%に押し上げた経済危機と関連していると指摘。
この失業率の高さが、不満増大に・・・
デモも頻発している中、どうなるのでしょうね、スペイン。。。