企業経営概論18-製品ライフサイクル | 晴走雨読

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笑韓しながら世界経済について勉強中。晴れた日はランニング、雨の日は読書が趣味なオッサンです。

製品ライフサイクルに関する下記の設問に答えよ

設問1 製品ライフサイクル(導入期)

 導入期の説明として、最も不適切なものはどれか。

 ア 売上高が低い状態であり、利益はマイナスである。

 イ 生産量が少ないため、製品コストの低減ができない状態である。

 ウ 新製品に関心のある革新的な顧客が購入し、その後は急速に増加する。

 エ 競合製品により市場に参入する企業数は少ない。


設問2 製品ライフサイクル(成長期)

 成長期の説明として、最も不適切なものはどれか。

 ア 競争に打ち勝つため多額の広告宣伝費や営業費が必要であり、成長期の後半でも利益はマイナス
   である。

 イ 生産量の拡大と作業の熟練により製造コストが低下していく。

 ウ 新製品投入後、比較的早期に購入したい層が顧客となり、その数が増大していく。

 エ 需要の拡大とともに市場の規模が急成長する。


設問3 製品ライフサイクル(成熟期)

 成熟期の説明として、最も不適切なものはどれか。

 ア 利益が最大となり局面を迎える。

 イ 製品価格は下げ止まりの状態となる。

 ウ 新製品の購入に保守的な層が顧客となる。

 エ 競争に敗れた企業から退出するが、新規参入企業も多く、競合企業の数は減少しない。

設問4 製品ライフサイクル(衰退期)

 衰退期の説明として、最も不適切なものはどれか。

 ア 売上高の減少にともない、利益も減少していく。

 イ コスト、製品価格ともに低い状態となる。

 ウ 低価格志向の顧客が中心となり、全体として顧客数はやや増加する。

 エ 市場から撤退する企業が増加する。










 製品ライフサイクルに関する問題4連荘ですね。

 設問1 ウ (成長期だから)
 設問2 ア (後半もマイナスとはかぎらないから)
 設問3 エ (競合企業は減少すると思うから)
 設問4 ウ (顧客数は減少するから)



 解答は 

 設問1 ウ  導入期の顧客は新製品に関心の高い革新的な人々であるが、まだ少人数。 

 設問2 ア  売上高の上昇に伴って、利益はプラスに転じ、徐々に増大していく。
  
 設問3 エ  競争企業の撤退、経験曲線や規模の経済性が参入障壁となり、新規企業の参入は
        増加せず、競合企業の数は減少する。

 設問4 ウ  顧客層は低価格化志向の顧客中心であるが、顧客数全体は減少し、市場規模は次第に
        縮小する。


 おぅ! 見事、全問正解!