米CP発行残高について-CPとは? | 晴走雨読

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米CP発行残高は3カ月で最大の伸び、金融機関発行分も増加-FRB

4月9日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)が9日発表したコマーシャルペーパー(CP)発行残高(季節調整済み)は、8日までの1週間で前週比569億ドル(3.8%)増の1兆 5300億ドルと、3カ月で最大の伸びを示した。

  金融機関のCP発行残高は6456億ドルと、前週を409億ドル(6.8%)上回り、5カ月で最大の増加となった。住宅ローンや自動車ローンなどの資産を担保にしたCP発行残高は35億ドル(0.5%)増の7045億ドルだった。

http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aNdWVW8V4Uqg

 今までいろいろな記事取り上げてましたが、所詮経済素人。コマーシャルペーパー(CP)の意味知りませんでした。ハズカシー

コマーシャルペーパー(CP)とは

 企業が資金調達を行うために発行される短期の約束手形。
コマーシャルペーパー(Commercial Paper)はCPという略称で呼ばれることが多い。無担保の割引方式(金利分を額面から割り引いて販売する形)で発行される短期の約束手形であり、発行体は優良企業に限られる。また、金融機関、証券会社などが発行を引き受け、販売先は機関投資家に限定される。

http://kw.allabout.co.jp/words/w000969/%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC/

 なんだ、短期の約束手形のことですね。今までずっと株の事を言うのだとばかり思ってました。ハンセイ。。。

 という訳で、上記の記事を分析してみましょう。

>コマーシャルペーパー(CP)発行残高(季節調整済み)は、8日までの1週間で前週比569億ドル(3.8%)増の1兆 5300億ドルと、3カ月で最大の伸びを示した。

 発行残高がなんと1週間で569億ドル増!つまり、銀行が引き受けたCPが最大の伸びをしたのですね。アメリカ優良企業が発行したとすると、アメリカ経済が復活したのでしょうか?それだけ、企業に資金が回っている証拠ですよね。

>金融機関のCP発行残高は6456億ドルと、前週を409億ドル(6.8%)上回り、5カ月で最大の増加となった。住宅ローンや自動車ローンなどの資産を担保にしたCP発行残高は35億ドル(0.5%)増の7045億ドルだった。

 この記事、何気にフシギです。金融機関のCP発行残高6456億ドルということは、それだけ資金が流通している事は良く理解できます。

 でも、住宅ローンや自動車ローンを担保にしたCP発行残高とは何でしょうか?このCPももちろん不良債権化する可能性が少ないものを指すのでしょうか?ちょとわかりません。

 しかし、アメリカで資金が流動している事は間違いないでしょう。でも、資金があふれれば、インフレになりませんかね?素人の考えですが・・・