日本の「ひどい固定観念」が株式相場の足かせ
2月4日(ブルームバーグ):ドレスナー・クラインオート証券のコンサルタント・ストラテジスト、ピーター・タスカ氏は、日本政府はここ数週間で新たに2つの景気刺激策を打ち出したが、低迷する株式市場を深刻化するリセッション(景気後退)から救出するには、さらなる対策が必要だとの見方を示した。
タスカ氏は、日本政府が国の債務に関する見当外れの懸念を理由に積極的な措置を避けていると指摘。日本経済には日本銀行による紙幣増刷で物価安定を促進する量的緩和策と、需要喚起と信頼回復に向けた財政出動が必要だと強調した。
同氏は「日本には政府債務がいかに悪いものかというひどい固定観念があるが、これは全く無意味だ」と述べ、日本政府は「より積極的な財政・金融政策で間違いなく貢献できる」と語った。
日本政府は先週、日本政策投資銀行(政投銀)による一般企業の株式の引き受けを認め、債券市場での資金調達が難しい企業に資金を供給する案を打ち出した。また日銀は3日、総額1兆円の銀行保有株式の買い取りを決定した。
タスカ氏は政投銀による株式引き受けについて、逆効果を招きかねない救済策だと述べ、日銀の銀行保有株買い取りは不十分な介入だとの認識を示した。
タスカ氏は1983年にドレスナー入りし、98年まで東京で株式ストラテジストとして勤務。日本経済新聞社が実施した日本のストラテジスト・ランキングで92-96年まで首位だった。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=acNPM1n5Noxo(ブルームバーグより)
私は、職場でしかも独自に管理会計を勉強したただの技術者です。経済はほとんど素人に近いのですが、せっかく100年に一度の世界経済危機だから(たぶんもう死ぬまでないと信じてる)国際経済について現在勉強中の身です。
さて、この記事!!
タスカ氏の見解だが、面白いので検討していきたい。
>低迷する株式市場を深刻化するリセッション(景気後退)から救出するには、さらなる対策が必要
ごもっとも!!! それも迅速に必要ですね。(早く審議に参加しろ!民主党!!!)
>日本政府が国の債務に関する見当外れの懸念を理由に積極的な措置を避けている
>日本には政府債務がいかに悪いものかというひどい固定観念がある
これもごもっとも!!! 経済に疎い議員さんやマスコミが国債が増えたと言っては不安を煽る!!!ただし、経済に詳しい首相はじめ現在の政府はきちんと把握している。
国債とは何か!!!
日本国債は、90%以上が国内市場のものであり、信用は非常に高い。欧米国債は、外国人の比率が高い事は有名ですが!!!そのため、今回のような非常時には使用度が一気に低くなりました。日本国債は日本人の債務であり、外国の方に何か言われる筋合いは無いのでは。。。?
こんな事いうと、マスコミが「国民一人当たりに債務が高い」と言いますが、簡単に言うと別にこの債務、返す必要ないのではないでしょうか♪ だって、国債返すと言う事は、簡単に言えば日銀が円をたくさん刷れば返せます。でもそんなことしたら、日本中に円があふれて大変です。はっきり言えば、日本がつぶれない限り問題ないですよ。
誰にも迷惑掛けてません!!!だから外国の方には関係ないんですよ♪