切開式重瞼術(自家組織移植:長掌筋腱移植)、術後3ヶ月 | TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

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TETSU形成・美容クリニック
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
株式会社形成技研代表取締役

 

 

 

腱移植による切開式重瞼術(術後3ヶ月)
リストの傷は目立たないので、

ヒステリックにならなくて良いと思います。

過去に二回切開式重瞼術を受けていまして、

時間が経つと緩むそうです。切開して何回も取れるのは

そもそも固定源がありません。

無いから移植
ただそれだけ

 

修正方法は色々とありますが、

いかに強固な固定源を確保するか? につきます。

皮膚を瞼板に縫合固定すれば強固な固定になりますが、

食い込みます。ですのでダメなのです。

最終的には、自家組織移植に至りました。
何回も手術した人っ固定源がないのですよ。瘢痕と固定しても緩みます。
そこで、固定源がないので組織移植。
つまり長掌筋腱で糸を作って切開面を固定します。
食い込まないように “遊び” を作って固定します。
ナイロンの糸で遊びを作って固定するのは切って埋没ですから1年程度で緩みます。

自家組織移植が確実に固定出来て、慣れると楽です。
固定源があるのかないのか悩まなくて良いです。

長掌筋腱糸で固定すればしっかりと重瞼は固定されます。

しかし、工程が多いですね


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