ゴルゴ線の攻略 | TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

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TETSU形成・美容クリニック
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
株式会社形成技研代表取締役

リガメントを切断した後にヒアルロン酸注入

笑うとゴルゴ線が強調される方でした。
骨膜下リフトの際に眼輪筋の間からハサミを入れて

頬骨リガメントを切断しました。
術翌日に表情を作ってもらいました。
手術前よりはゴルゴ線は浅くはなりましたが、

頬が挙上するとどうしてもゴルゴ線部位が凹んでしまいます。

これは、長年にわたって出来た組織の折れクセ、

脂肪組織の萎縮でしょうから、volumeを入れないといけません。
せっかく切断したリガメントが再度癒着したら、

ゴルゴ線は元のように強く出るでしょう。

そこで切断したレイヤーにヒアルロン酸を注入しました。

見事に立ち上がります。

経験としては、リガメント部位にヒアルロン酸を注入しても

ヒアルロン酸はリガメント以外の所に逃げて、

かえって陥凹が強くなると思っています。

リガメントを切断した後に注入すれば、

抵抗なく皮膚は持ち上がります。

将来的に脂肪移植も良いと思います

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