グラデーション処置 | TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

TETSU形成・美容クリニック
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
株式会社形成技研代表取締役

目頭切開が流行っていますが、それに伴い、

目頭瘢痕が思った以上に目立つと言った訴えも増えています。

以前、学会でフラクショナルCo2レーザーを瘢痕に照射すると

瘢痕が均質化して目立たなくなった症例からヒントを得ました。

フラクショナルレーザーのような高価な機械はありませんから、

極細の電気メスで皮膚面に垂直方向に小孔を開けていけば、

陥凹部位にはコラーゲンが出来て凹みは改善し、線状の傷はぼやけるだろうと思いました。

目頭瘢痕を極細電気メスで焼きを入れると言った手技です。

瘢痕の真隣は密度を多く、健常皮膚に向かって密度は薄く入れます(グラデーション)

瘢痕を作る手技です。

形成外科医が瘢痕(傷)作って、とんでもないと思う先生方もいるとは思います。
しかし、傷はコントラストが付き過ぎているから目立つ訳です。

健常皮膚にも焼きを入れる事にはなりますが、totalで目立たなくなれば良いと思います

 

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