下眼瞼外反修正 | TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

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TETSU形成・美容クリニック
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
株式会社形成技研代表取締役

骨膜下リフトしたのですが、血腫によって皮下拘縮して

下眼瞼が外反してしまいました

皮膚下が拘縮して皮膚はたわんで、結膜は外を向いています

さすがに眼窩下縁~睫毛の範囲が拘縮すると骨膜下リフトでも外反します

テーピングなどしましたが、外反がなおりません

 

再建ですが、昔は長掌筋腱を採取して再建していましたが、
今回はナイロン糸で行っています。拘縮の程度、外反の程度によります

外反して結膜が腫れると、下瞼はさらに眼球から離れてしまうので

強引に下瞼を眼球側にくっつける必要があります
5-0ナイロン糸を眼窩内側骨膜~下眼瞼~眼窩外側骨膜に通して
適度な緊張をかけます
腫れが引くまでナイロン糸の緊張が持てば良いだけです
長掌筋腱まで採取する必要はないでしょう

術後1週ですが、結膜浮腫は治まりました

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