飜転(反転)眼窩隔膜弁による切開式重瞼術 | TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

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TETSU形成・美容クリニック
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
株式会社形成技研代表取締役

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
日本形成外科学会総会に出席して
野中院長を含め、いろいろなDrと意見交換しました
もう少し、リアルな図にしたほうが良いと反省し
昨日から夜な夜なphotoshopで作りました

 

上図は眼窩隔膜弁を皮膚と縫合固定しただけの図です
つまり、抜糸した後、ナイロン糸は残存しません

 

また、この図は
瞼板前組織が厚く、皮膚との固定のみだと睫毛外反する場合、
やはり瞼板固定が必要かと思い追加しました
眼輪筋、瞼板前の脂肪結合織をある程度除去して
結紮固定しないと癒着しないと思います
緩く糸をかけただけだと、埋没といっしょです

 

隔膜弁はこのように広く挙上します
皮膚と点ではなく、面、円弧として癒着させるのが
最大のポイントです