朝方の写真ですが、夕方以降はもう少し眼瞼が下がってくるそうです
眼瞼下垂の一応の診断基準はありますが
実際の手術は医師の裁量に任されているところが多いです
術前
眼瞼を挙上する腱膜がまぶたから外れると、まぶたは下垂し
代償しようと眉を無意識に引き上げてしまいます
同時に、ゴムのような筋体は後方に引き込まれ
結果、上眼瞼は陥凹します
この、《眉の引き上げ、眼瞼の下垂、上眼瞼陥凹、重瞼ラインの不整》
が何となく元気がない、老けた印象としてしまいます
術直後
手術はまぶた、正確には瞼板から外れた眼瞼挙筋腱膜を
元の位置+αで戻して、縫合固定します
余剰皮膚も切除しました
上眼瞼縁の美しいカーブ、アーチ、対称性に気をつけます
閉瞼したときに若干薄目が開くくらい
過矯正にしておきます
術後1ヵ月
左眉毛を若干引き上げる癖が残っています
それによって、重瞼部の皮膚の被り方に差が出ます
経時的に改善するか経過をみます
しっかり閉瞼できています
腫れは引きますから、過矯正にしておいて正解です