こんにちは
公私ともにバタバタしているうちに別の製作依頼の期日が迫ってしまい、そちらの製作に取り掛かっておりました。
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公私ともにバタバタしているうちに別の製作依頼の期日が迫ってしまい、そちらの製作に取り掛かっておりました。
こんにちは
今回はスタンダードシャトル用の糸巻き器です。
#20のような太糸を使用するときはボビンでは少ししか巻けないのでスタンダードシャトルを使用していますが、巻くときに撚りが入るのが嫌なので製作しました。
製作は難しいのですが一通り説明します。
組み立て式なので持ち歩くことも可能です。
真鍮の0.5mmの板を半田付けして作りました。
市販のクリップにホームセンターで入手可能なパーツで軸を製作します。
金具を取り付けて
クリップで固定します。
持ち手を外して
台座にセットします。
糸をセットして
ゆるゆると回します。
マックスまき状態ですが、きつく巻きすぎると先端の合わせが開いたままになってしまいます。
絹穴糸の場合は別の台を使用して
撚らずに巻くように心がけます。
最後に注意ですが、tetugeta作の木製スタンダードシャトルには使用できません。接着部が壊れます。
スタンダードシャトルはオーダーがあれば製作していますが、コストパホーマンスでは樹脂製に劣りますのでtetugetaもスタンダードシャトルを使うときはクロバーのシャトルを使用しています。使用感は寺地先生のシャトルが最高だと思いますがお値段が良いので数をそろえにくいです。
こんにちは
クロバーからもボビン式が販売されましたので、
この機会に自作した糸巻き器を公開します。
エコな道具です。
では、作り方をざっと説明します。
用意するのはガチャガチャで入手したゼンマイおもちゃです。
ネジを外して
台車を外します。
次にボビンに通せる直径6mmの棒を用意して
(ホームセンターで入手できますが、ボビンを持って行って通してみないと6mmと書いてあっても6mmよりも太くて入らない時があります。)
接着剤でゼンマイのつまみと反対側の車輪に取り付けます。
画像では瞬間接着剤を使用していますが、
直角で車輪の中心に接着するのが難しいので、
1分硬化型のエポキシ接着剤のほうが扱いやすいと思います。
最後にボビンが軽く固定される太さに調整するために瞬間接着剤を軸の1か所に一筋塗って微調整します。あまりきついとボビンを外すときに軸ごと取れてしまいます。
出来上がったゼンマイを適当な台に接着して完成です。
ここで重要なのが糸球を載せる台です。
たいていは容器に入れたり、棒に刺したりして巻いているかと思いますが、その方法だと必ず撚りを掛けながら巻いてしまうことになります。
これが嫌なので台も自作しました。
用意するのは糸球の芯に通す適当なパイプ
こんなのを見つけました。中身は空っぽで捨てるよとのことでしたのでもらい受けました。
適当な長さにカットします。画像は10cm
次に回転をスムーズにするための芯です。
これを入れないと摩擦抵抗が大きすぎてスムーズに回りません。
6mmの丸棒を鉛筆削りでとがらせます。
次に頂点部の受けを作ります。
丸棒を適当な長さにカットして
ドリルで貫通させないように中心に穴をあけます。
これを頂点に取り付けます。
このような形のパイプでない場合は先端に接着することになります。
次に下のストッパーです。
適当な板に芯棒の通る孔をあけます。
6mmの芯棒に対して6.5mmの孔をあけています。
ホットボンドで固定しました。
次に台座に適当な板を用意して芯棒を固定する孔をあけます。
貫通孔にすると接着強度がとても上がります。
差し込んで
直角を見て瞬間接着剤で固定しました。
刺してみますと
こんな感じです。
ダイソーの糸球ですと
大きなものですと
こんな感じです。
小さな糸球の場合はそれ用の芯棒を使用します。
動画には手回し式のボビン用の糸巻きが映っていますが、
ぎっちりと巻きたいときはそちらを使用します。
上記のゼンマイ式はパワーがないのでふわっと巻かれています。
パワーのあるゼンマイかモーターを使用したギアボックスにすればぎっちりと巻けると思いますが、今のところ必要がないので製作していません。
以上です。
次回はスタンダードシャトル用の糸巻き器を紹介します。