こんにちは
新年度が始まって何かとバタバタしております。
プレゼント企画が終了して本格的に
ボビンシャトルのVer.4を製作するべく、
工程と環境の見直しを進めています。
その中の一つ 作業中に発生する木の粉の処理を
再検討しました。
バンドソーで切断するときやペーパーで研削するときに出る
木の粉は非常に細かく空気中に舞い散ります。
普通の掃除機ではすぐに目詰まりして吸わなくなります。
サイクロン掃除機でも分離できません。
そのため、これまではブロワーを使用して
水フィルターを通していました。
集塵性能は良いのですが、騒音が大きくて
夜の遅い時間には使用できませんでした。
そこで今回、サイクロン掃除機と水フィルターを組み合わせて
騒音の低減と集塵性能の向上を図りました。
完成品はこちらです。
ホームセンターで販売されているハンディタイプのサイクロン掃除機です。
これに
水フィルターへ排気を導入するホースを取り付けます。
掃除機を分解して中のフィルターを取り外してしまいます。
残しておくとあっという間に目詰まりして吸わなくなります。
園芸用の漏斗を万能型接着剤で接着しています。
次に水フィルターです。
これは以前から使用していたものを流用しました。
ゴミ箱にホースの入る孔をあけています。
この孔や漏斗の孔はヒートナイフであけています。
ここからホースを差し込みます。
蓋をあけますと
水を20cmほど貯めて、ホースの先端付近にしぶきがはね飛ばないように
板を取り付けて、さらに
もう一段少し間をあけて板を取り付けます。
こうしておかないとはねた水が蓋の裏側を伝って
外へ流れ出てきてしまいます。
木の粉がたまると泡が消えにくくなって上まで上がってきます。
その時が水替えの時期となります。
通常の水フィルターと違って排気を水フィルターに通していますので
掃除機が水を吸い込んで故障する恐れがありません。
性能ですが、大きなゴミはサイクロン部分で分離できますし、
木の粉は水フィルターでパーフェクトに取り除けます。
次の課題は掃除機の音をさらに小さくすべく防音箱に入れることです。
設計はできていますので、材料調達と製作を待つのみです。
ガレージのシャッターを下ろしていれば
夜遅くても作業可能となります。
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