こんにちは
今回はレジン瓶の仕上げのために製作した道具の紹介です。
瓶の首の部分は直径の違うパイプを接着しているのですが、
ガラス瓶の曲面にこだわる必要があったので、
合わせ面のコーナー部分をなめらかに仕上げる必要がありました。
レジンを塗って置いておくだけでは重力でレジンが下に溜まってしまって
きれいなラインになりません。
そこで、瓶を軸方向を固定して回転させながら
硬化させる道具を製作しました。
こちら
田宮の工作用プーリーセットと段ボールで作りました。
小さなモーターを動かすのは1.5Vのアダプター電源です。
完全に硬化させるには冬場は2日ほどかかりますし、
乾電池ではすぐに切れてしまいます。
軸の先に事務用品のクリップをホットメルトで取り付けました。
ダンボールをパイプ状にしてT形のペースを作って
ホットメルトで接着しています。
回転中心を合わせるのに少しコツがいりますが、
多少ずれていても何とかなります。
ここにレジン瓶を挿入します。
回転させながら首の部分にレジンを塗ります。
千枚通しの先にレジンを少しずつつけて丁寧に塗ります。
なめらかなラインになりました。
段ボール箱をかぶせて
あとは途中で止まらないように祈るのみです。
まあ、途中で止まってしずくになっても再度仕上げて
やり直せますが、、、、
この道具はいろいろと応用が利きます。
この装置を使えばパーツにクリアーやニスを厚塗りしても
片寄らせずに硬化させられます。
いかがでしょうか。
