こんにちは
今回は失敗作から再使用可能なパーツを救出する方法です。
あくまでも私のやり方ですので、同じことをやってみようという方は、
自己責任でお願いします。
パーツの中には入手しにくいものがよくあります。
気合いを入れてレジンを流しても、少し目を離したすきに
移動してしまったり、思わぬ気泡が出現したりと
残念な結果になることがあります。
そんなときtetugetaはアセトンを使います。
こちら
純アセトンです。
樹脂の洗浄に使用されます。
ホームセンターのコーナンプロで販売(1260円)されています。
危険物指定なので、未成年は購入できません。
これをジャム瓶に適量移します。
揮発性が非常に高いので、作業の際は換気に十分注意して
呼吸の際に大量に吸い込まないようにしてください。
また、火気厳禁です。
つぎに、実験用のサンプルを作ります。
金古美のセッティングに金古美の凱旋門チャームと
パール四色、赤いスワロ、
そして鉱石(ラピスラズリ、アメジスト、タイガーアイ、ヘマタイト、フローライト)を
入れました。
次にレジンを流します。
私が使っているのはこちら
重量比で2:1混合型です。
0.1g単位の秤で計量します。
カップはコーナンプロの樹脂コーナーのもの。
攪拌棒は模型用のものです。
6g作りました。
水平台の上で流します。
上から
斜めから
横から
限界です。
さらに流して決壊させます。
このまま硬化させます。
常温で3日過ぎました。
こちら
これを先ほどのアセトン入りジャム瓶にジャポンと漬けます。
フタをしっかり閉めて24時間放置します。
すると、
レジンがめくれ上がってきました。
上から
ピンセットで取出します。
セッティングの場合はレジンが薄いので24時間程度でOKです。
厚さによって時間は調整します。
丁寧に剥がしていきます。
セッティングは使用前の状態です。
細かいところに残った時はマチ針で取るかさらに漬けこめばOKです。
パーツの状態は
パールは完全に色が落ちています。再使用不可です。
金属チャームは金古美塗装が少し剥げていますが
再度、金古美塗装をすればOKです。
スワロと今回使用した鉱物は問題ありません。
貴重なパーツを救出できました。
24時間程度乾燥させて再使用します。
いかがでしょうか。



















