上関のむろつの天ぷら・・・
光市束荷にある里の厨さんへ・・・
旅行の途中で、気になる地物野菜や豆腐など、気になりましたが・・・
明らめ・・・目的の旅行へ・・・
今回の目的は、山口県田布施という地域にある・・・
ハゼの木を原料に作られる「和蝋燭」の製法や地域起しのために、行われた夏のイベントや祭り・・・
が、どのように、行われたが、調査です。
夏に川で、万灯会とようなイベントをされたか?
目的は達成されず・・・
もうひとつの目的・・・
いちじくの栽培が盛んな田布施で・・・
紫色のいちじく・・・緑色のいちじくを、手に入れたいと・・・
探し回ってみましたが・・・
手に入れる事が出来ませんでした。
スクーターに乗り、道をとおっていると・・・
気になるものが・・・
川沿いにあります
何の目的で、作られたものだろう?どんな意味があるんだろう?
と側にある図書館で、郷土史などの文献を拝見し・・・
調べてみても、何を意味して、何を記念して作られたのか、分かりません。
道路の看板に・・・
上関 20キロ
という表示が・・・
亡くなった師匠は、上関が、何故か好きでした
「上関に連れて行け?あそのこ食堂の煮魚が美味しい。」
「もろつの天ぷらが食べたい・・・」
ふと上関に、寄ってみることにしました。
上関・防府市 中関・そして、本州の端 下関は・・・
瀬戸内・山口県における海上交通の要所であったといわれています。
そのために、歴史的な建造物や記念碑が、多く残されています。
祥雲寺をお守りいただく鎮守・神さまは、平野弁財天・水に関係する神様です。
上関に向う途中、海上に石垣を組んで、おまつりされているお堂は、ひょっとしたら・・・「弁財天」がまつられているのか?気になり、拝見すると・・・
地元の人には、「竜宮さま」と親しまれている神様のようです。
文島龍神社と太鼓橋・・・
を拝見し・・・
ふと・・・
気になる石碑が・・・
嘉永きちゅう10月15日
舟を発し 家室(かむろ)を過ぎ、室津(むろつ)に至りて泊す。
詩ありいはく
帰郷 夢断えて涕さんさん
舟子よび 醒す ここ上関と
蓬窓あやしむことなかれ 起ききたることを 晩きを
国を去りて 看るに 忍びんや 故国の山
人は海上に浮かぶ山を見て、島という・・・
島でもあり、山でもあります・・・
「島を見たら、山と思え・・・山を見れば、父と思え・・・海を見れば母と思え・・・」
よく亡くなった師匠は、私にこの風景をみながら、教えてくれました。
まだ、同時は、小学生・・・
何も分かりませんでしたが・・・今は、少し何か感じれるように思います。
上関をスクーターで一周し・・・色んな場所を拝見させていただき・・・
家族に、お土産を買って帰りました。
(ジャコ天)です。
鯛などの白身の魚の練り物よりも・・・
ジャコ天が大好きだった父・・・であり師匠や家族に・・・
ただ焼いて、ご飯に載せていただくジャコ天が、大好きだった父にお土産に・・・
むろつの天ぷらをお土産に・・・
醤油も七味トウガラシもいらない・・・
ただあぶって・・・ご飯のお共に・・・
むろつの天ぷらは、美味しい。
宇部のかまぼこも美味しいし、仙崎のかまぼこや練り物も、美味しい・・・
けれど、お魚やお肉が、あまり好きではないわたくしも・・・
一口噛みしめれば・・・父を思い・・・磯のかほりを感じ・・・
一口かみしれば・・・その土地しかないお袋の味を感じる・・・
噛めば、噛むほど・・・
磯のかほりと共に・・・そこで暮らす多くの人の・・・