地蔵盆序章~甘露シロップと自家製練乳作り~
祥雲寺地蔵盆と夏のこども会
地蔵盆 日時 8月24日(水)
10:00~地蔵盆供養
10:30~絵本の読み聞かせ
11:00~ピエロのPちゃんわくわくバルーンイベント
12:00~そうめん流し&祥雲寺婦人部手作りの昼食で食事交流会
12:30~スイカ割り・ちょるる君のだるま落しゲーム大会
住職手作りのカキ氷のシロップ&練乳を、氷にかけて、好きな山口県周南市産の果物を乗せて・・・
「地蔵盆カキ氷」
13:00~お寺でサイエンス・ぺっとんぼ作り
参加費 無料
壇信徒の有無は、問いません。是非、お気軽に問い合わせ、お申込みください。
但し、参加いただける方は、必ず前日までに、お申込みください。
おはなとふれあいのお寺
曹洞宗瑞龍山祥雲寺
山口県周南市平野2-7-26
℡0834-62-3922
お寺の子育て地蔵さまは、赤ちゃんを愛おしいように、抱きかかえておられます。
「明日はお盆の最後の行事地蔵盆~夏のこども会です」
「子育て地蔵さま、明日は、元気いっぱいのお子さんが、沢山お寺にお参りされます。どうか、晴れますように・・・
南無地蔵菩薩・南無地蔵菩薩・南無地蔵菩薩」とお祈りしておりますと・・・
「テツゲン和尚よこども達に、甘露を作って差し上げなさい」と・・・
お願いされましたので・・・
草食系干物和尚のわたくし・・・
「恭しく、甘露を作らさせていただきます」と・・・
そうめん流しや婦人部の皆さんが、作られる昼食交流会の後に・・・
スイカ割りや、山口県国体記念「ちょるる君のだるま落しゲーム」
の後に、こども達に食べていただくカキ氷シロップを作りました。
着色料一切なしの「スイ」いわゆるみぞれです。
こどもの頃、師匠にカキ氷屋に連れて行ってもらうと・・・
ほぼ「みぞれ」を注文しました。
「お前は、イチゴとかメロンとか、レモンのカキ氷を食べんのんか?こどもらしくないの・・・」
そういう師匠に・・・
「男は、黙って すい」
あれから、30年・・・加齢臭漂う草食系干物和尚のわたくし・・・
丁寧に手を洗い・・・計量機できっちり材料を量り・・・
自家製の甘露カキ氷シロップを作りました
グラニュー糖・てんさい糖・黒砂糖・周南市の名水「金明水」・粉寒天・粉ゼラチン・水飴をきっちり量り・・・
続きまして・・・自家製練乳作り
今回は、山口県産高品質生乳使用の やまぐち きらら牛乳
や、生クリーム・グラニュー糖・スキムミルクを使用し・・・
草食系和尚が、ゆっくり時間をかけて・・・練乳作り・・・
泡が出てきたら、ボールに移し・・・
赤ちゃんやお子さんをなでるように・・・ゆっくり丁寧に、泡だて器で混ぜ合わせ・・・
食後には、カキ氷に甘露シロップと自家製練乳を注いで・・・
山口県周南市須金の巨峰やピオーネ・マスカット・安芸クイーン・梨・ブルーベリー・・・
お子さんに、お好きな果物を並べていただいて・・・
「地蔵盆カキ氷」
完成した「甘露シロップ」と「自家製練乳」須金の果物を乗せて・・・
お地蔵さんに、お供えすると・・・
「テツゲンよ~甘くて、美味しいお菓子じゃの」と・・・
祥雲寺子育て地蔵菩薩さまは、喜んでおられるようにも、思えました。
地蔵盆
それは、日本に古くから伝わる大切な行事です。
幼くして亡くなったお子さんや、お母さんの胎内でお亡くなりになったお子さんの御霊を慰め、供養する大切な法要
そして・・・生きているお子さん方が、お父さんやお母さん・お爺ちゃんやお婆ちゃんと共に・・・
笑顔に楽しく、お寺で過ごして・・・お地蔵さまに、こども達の声や笑顔を届ける法要
曹洞宗梅花流詠讃歌 地蔵菩薩御和讃
(1)
露霜しげき 野の路に ほほえむ姿あたたかく
御寺の門のあるところ 笑顔明るく おわします
(2)
父をばしたい 母を恋い 切なき声に尋ねゆく
幼なき児らを ひきよせて つつむ法衣の慈悲の袖
(3)
この世の今日の苦しみも 我が身のあすの悲しみも
代受のちかい 深ければ たのむ 心にかげはなし
地蔵菩薩は、別名「地蔵願王尊」とも呼ばれ、お釈迦様がお亡くなりになられて、56億7千万年という途方もない未来に現れ、私達を救済されるという「弥勒菩薩」がこの世に現れるまで、私達人間と同じ姿で、私達人間のことを、救済されるといわれています。
時と相手に、自在して、無数の分身に変化して、多くの人を救われるので、「千体地蔵」とも呼ばれ、数あるみほとけの中でも、多くの人々の信仰を集めています。
通常は、左手に宝珠、右手には、シャクジョウを持たれていますが・・・
祥雲寺の「子育て地蔵さま」は、両手を使って・・・赤ちゃんを抱き包んでおられます。
それは、「こどもは宝」
小さなお子さんが、笑顔になられるように・・・
お地蔵さまと相談しながら・・・
多くの皆様のお力添えをいただきながら・・・
明日「地蔵盆~夏のこども会」を開催させていただきます。
飛び入りの参加も、大歓迎でありますが・・・
準備の都合上、本日まで、お申込みいただきますと、幸せます。
沢山の問い合わせ・お申込みをいただき、ありがとうございました。
明日は、多くのお子さんの笑顔を拝見出来るのを、子育て地蔵さまと、楽しみにしながら・・・
準備させていただきます。