秀吉公、ある時、猿楽を興行して、諸大名の奥方に見せられしに、
細川忠興の内室は病気といいて、能を見たまわず。
その故を聞くに、
ガラシャ、
「父・日向守は、秀吉と戦いて亡びたまいぬ。
しかれば太閤は父の讐なるに、まのあたり、その顔かたちを見るべきようなし。」
と密かに語りたまいしとかや。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
こちらもよろしく
ごきげんよう!
秀吉公、ある時、猿楽を興行して、諸大名の奥方に見せられしに、
細川忠興の内室は病気といいて、能を見たまわず。
その故を聞くに、
ガラシャ、
「父・日向守は、秀吉と戦いて亡びたまいぬ。
しかれば太閤は父の讐なるに、まのあたり、その顔かたちを見るべきようなし。」
と密かに語りたまいしとかや。
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