1511年、千雄丸(国親)7歳の時。
長宗我部家は周辺の豪族から攻められ、城を失い、
中村の一条房家の元に身を寄せていた。
ある日、一条家の皆々が高桜で酒盛りをしていた。
房家、
「良い気分だ。そこにいるのは千雄丸か。
千雄丸、今ここから庭に飛び降りたら家を再興してやるぞ。」
家臣、
「あ、あの・・・、房家様・・・。」
房家、
「どうした。」
家臣、
「千雄丸のヤツ、飛び降りちゃいました・・・。」
房家、
「ほ、本当か?」
千雄丸はすぐに飛び降りた様です。
1518年、その時の約束かどうかは知りませんが、一条房家の助けもあり、
長宗我部家は岡豊城に復帰します。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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