蜂須賀家政は、江戸に在勤している他の大名を訪ねるとき、
一緒に付き添った家来に、
「俺は、日暮れまでこちらにお邪魔するから、
帰る時間までお前らはその辺で遊んでな。」
と言って小遣いを渡して自由時間を与えたそうな。
また家政は、
食後のデザートが大好きだったけれども、
必ずその日の当直の人数分、餅やあんを残し、
それでも足りないと自分の分も残したそうな。
実に家来想いな殿様だ。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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