真面目な性根など、少しもなく☆ | げむおた街道をゆく

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三好長治様は、夜昼の境もなく酒盛りをされ、真面目な性根など少しもなかった。
また、御家を差配していた篠原玄蕃殿は、篠原自遁の子息であったが、

これも大酒飲みで夜昼酒盛りをされ、公事沙汰の取り扱いをまともに行える人がおらず、

理を非にして、多くの人の恨みを作っていた。

天正4年12月1日の事である。

別宮のある者、村で小舟に乗って居た所、三好長治様が、
この辺りで鷹狩をなされていて、この者に対岸に渡るため船を渡せ、と仰った。

この時、この者は、

「船が汚れております。」

と申し上げると、長治様はこれを曲事だとお考えになり、
彼を成敗した、という。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 鷹狩と遊興の日々、三好長治

 

 

 

ごきげんよう!