国持ち大名の心構え☆ | げむおた街道をゆく

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豊臣三中老の一人にして、「仏の茂助」として評判の良かった堀尾吉晴は、

浪人の再就職の斡旋を図る事が多かったのだが、

彼は国持ち大名の心得として次の言葉を残している。

「諸大名家において優れた勇士が浪人したと聞いた時は、

直に扶持を与え、
所領が減る事を惜しんではいけない。
何故ならば、良将を得なければ戦に勝つ事はできず、大きな武功も立てられないからだ。
国持ち大名が、所領が減るからと言って良将を取り立てるのに消極的なのは、
与えられている俸禄を盗むに等しい。」

加藤光泰のように、抱えすぎて破産と言う例もあるけど、織豊期の大名って、
多かれ少なかれこういうような論理が根底にあったのかな。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 仏の茂助、堀尾吉晴

 

 

 

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