もし秀次が☆ | げむおた街道をゆく

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1595年、豊臣秀吉は謀反を噂されていた甥で関白の豊臣秀次に出頭を求める事ととし、
堀尾吉晴や前田玄以らにこの事を伝える使者に任じた。

 

この時、吉晴は秀吉から、
「もし秀次が出頭を拒否した時はどうするか?」
と問われ、

 

これに吉晴は、
「ご安心ください。適当に処置しましょう。」
と返答。

 

もしもの場合は秀次と刺し違える覚悟を見せた。

それまでにも自分の為に幾度も吉晴を命の危険にさらしてきた秀吉は、

この言葉を聞いて涙ぐんだという。

 

そして秀次の元に向かう途中、吉晴は、
「用事がある。」
と言って玄以らを先に行かせた。

 

そして吉晴はなじみの店に顔を出すと、
「もし自分が帰らなければ、注文した品の代金は払えなくなるが、

その時は息子の忠氏に請求するように。」

と伝えたが、最終的に秀次は吉晴たちの説得で秀吉の召喚に応じたため、

最悪の事態は免れたという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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→ 仏の茂助、堀尾吉晴

 

 

 

ごきげんよう!