茲矩の野望☆ | げむおた街道をゆく

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亀井茲矩は、秀吉から出雲半国を賜るはずであったが、

毛利と講和してしまったため、お流れとなった。
 

そこで代わりの国の希望を聞かれたところ、茲矩はこう答えた。

「琉球国をいただきたい。」

それに対して秀吉は扇にこのように書いて手渡した。

「亀井琉球守殿」

史上初めて琉球守なる官職が生まれた瞬間である。
 

その後、実際に秀吉に琉球征伐を申し出て、一旦は許可されたが、

琉球関連は島津専属になったため、またお流れになってしまった。

しかし茲矩は、諦めない。

今度は台州守を号し、中国に領土をもらおうと画策した。

でも結局、唐入りは失敗したため、これもお流れになってしまった。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 琉球国を賜りたい、亀井茲矩

 

 

 

ごきげんよう!