大筒の鉄砲を☆ | げむおた街道をゆく

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総じて茶の湯は、世を逃れ閑居隠者の成すわざであれば、

不弁で粗略にして、潔いことを本とし、
元来は武道を本とした。

だからであろうか、上田主水(宗箇)の茶の湯の会に客が来て、

くぐり(門)の開くのを待っていると、
主水は大筒の鉄砲を、玉を入れずに打ち放して、客を請け待ちしたという。

また多賀右近が、雲州御在番していた折、茶の湯の時、

花はなく、兜を置かれたという。
皆、その本を忘れぬ心であろう。

万事思い思い、心々なれば、是を是とり、非を非とするものではない。
ただ当然の理に従うべきである。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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→ 宗固流の流祖、上田重安

 

 

 

ごきげんよう!