切った爪☆ | げむおた街道をゆく

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信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

ある日、私室で爪を切っていた信長、

切った爪を捨ててくるように蘭丸に命じた。
 

蘭丸が退出した後、別の近習に命じて、蘭丸の後をつけさせた。

近習、「城の堀に捨てておりました。」

爪を燃やすと気が触れる、爪や体毛が呪いの材料になる、

と信じられていた時代である。
 

信長自身が信じていたかは不明だが、燃やされたり、

他人の手に渡ることがないように処分した蘭丸の行動に、

信長は満足した。

以後、蘭丸はさらに重用されるようになったという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 本能寺に散る、森蘭丸

 

 

 

ごきげんよう!