警護☆ | げむおた街道をゆく

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福島正則が、病死した時、その葬礼の場には、

一町四方に木の柵を結い、四方に門を立て、
この警護には木造大膳(長政)、本多対馬両人の人数が当たった。
 

二町は木造の人数が受け持ち、彼の人数は長柄鑓をひしと立ち並べ、

その次に控える木造手前の侍たちは鑓を段々に飾り、その様子は殊の外見事であると、

人々は褒め称えた。

残る二町は本多対馬の担当であったが、ここには長柄もなく、

それぞれが自分の持ち鑓を装備し、
そのため長いもの短いものがバラバラであり、

大変見苦しいと人々は悪しく申した。

日頃より木造大膳は、要らざる所に大気が過ぎ、

そのため経済的に苦しく、御用の役には立たない、
などと謗られていたのだが、このことがあって以降、

そういった悪口は止んだという、

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 東軍に与するように、木造長政

 

 

 

ごきげんよう!