景勝の実父・長尾政景の逸話。
当時、余所から来た婿養子というのは、低く見られ嫌がられる風潮があった。
しかし他の地域から人が住み着かなくなっては、町が寂れてしまう。
そこで政景は、この風潮を払拭し城下を発展させるためにある事を始めた。
その年に、自領へ婿にやってきた者を集め、
婿殿の体を皆で持ち上げ、祝い讃えるように命じたのである。
これが日本最古の胴上げの風習であると伝わっている。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
こちらもよろしく
→ 上杉家臣団
ごきげんよう!