九州征伐の戸次川の戦いでボロ負けした仙石秀久は当然改易された。
とはいえ、まだ戦国時代。
どこかで合戦なんて可能性もあったりする。
そこで、彼は高野山でおとなしくして・・・・なかった。
いつの間にか徳川家康の客将になっていた。
今で言えば非正規雇用である。
さて、そうこうしている内に北条征伐となり、徳川家も北条征伐に参加していた。
もちろん仙石秀久もである。
で、その彼の格好というのが凄い。
たくさんの鈴をつけた甲冑にドハデな陣羽織。
想像するにつけ、うるさそうである。歩く騒音と言うところか?
さて、彼はこの人目に付く格好をしつつも、活躍をした。
ある意味、
活躍した事を知ってもらうためにそんな格好をしたのかも知れないが、
彼だって大名復帰を賭けていたのだろう。
彼は本当に戦場で大活躍し、地名にその名を残した。
”箱根仙石原”である。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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