安藤直次は、徳川家光の弟・忠長の教育係だった、朝倉宣正と友達であった。
しかし忠長の立場が悪くなっていた頃に、二人が会ったとき、直次は宣正を無視した。
宣正は、これに憤激して直次に言った。
宣正、
「なぜ友の私を無視するのだ。私の立場が悪くなったから関係を絶とうというのか!」
すると直次は、
直次、
「ふん、信頼されて教育係を任されたのに、
真剣に務めを果たさなかったせいだろう。
そんな奴と話す事なぞできない。」
と言って、宣正を相手にしなかったという。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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