幽閉のまま、正純も死去する☆ | げむおた街道をゆく

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転封は、正純が山形で最上改易の処理をしていた際、電撃的に告知された。
すでに鳥居忠政や佐竹義宣らが幕命を受け、軍勢を展開している。
正純は身辺の家臣とともに、おとなしく転地の由利本城へ向かった。

しかし、正純が到着した翌日、佐竹軍が本多家の居城となるべき本城城を破却。
二十日後には、佐竹家重臣の梅津政景より、

「今後は一切お付き合いしません。」

と通告される。


翌月には、正純の荷物が佐竹領を通ったら差し押さえろ、

とのお達しが幕府より下る。
追い詰められた正純は由利の受領を拒否。


結果、佐竹家の横手城へお預けとなり、知行は1000石とされる。
しかも、佐竹家には百姓といえど正純の知行地と交流させるな、と命じられていた。


二年後、正純に番がつけられ、幽閉が強化される。
四年後、ともにお預けされていた嫡男・正勝が死去する。
十一年後、幽閉のまま正純も死去する。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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→ 宇都宮城釣天井事件、本多正純

 

 

 

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