鳥居元忠は13歳の時から、3歳年下の竹千代に仕えていたのだが、
ある日、百舌を使って鷹狩のまねをしていた。
竹千代の遊び相手をしていた元忠は、自分の手に百舌を乗せたところ、
「百舌の置き方が悪い!」
と縁側から突き落とされてしまった。
周囲の者は竹千代を諌め、元忠を心配した。
後に元忠は、
「父の忠吉から、
『普通であれば、忠吉の子だからと遠慮する所を、
思ったまま戒めるとは、大将の器量を備えておられる。
小事は注意するに及ばぬ。ただ忠勤に励め。』
と告げられました。」
と語った。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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