伊達政宗の老臣・鬼庭良直は、
1585年に葦名・佐竹連合軍との人取橋の合戦で、
3倍の相手に奮戦するも、
岩城氏家臣の窪田十郎に討ち取られた。
のち十郎は捕らえられ、良直の息子・綱元の元に引き出された。
父の仇とばかりに十郎は処刑されるかと思いきや、
綱元は十郎を恨んではいないと言い、
「捕虜を斬るのは士道に反する。」
と、十郎を釈放した。
十郎はこれに感じ入り、綱元の家臣になっている。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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