三好長慶の作法☆ | げむおた街道をゆく

げむおた街道をゆく

信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

細川幽斎はあるとき、こんな事を語った。

「私は連歌における作法の大切さを、三好修理太夫(長慶)殿から学んだ。

連歌の席において修理太夫殿は、まるで人形であるかのようにじっと座られていた。
膝の傍らには扇が、少し斜めに置かれていた。

夏の暑い時期などは、その扇をいかにも静かに右手に取り、

左手を添えてそっと三、四間だけ開き音を立てずに使い、

終えるとまた左手を添えて閉じ、元の場所に置いた。

驚くべきことには、その置いた位置が、前と畳の目一つほども違っていなかったのだ。」


若き日の細川幽斎に感銘を与えた、天下人三好長慶の連歌の作法についてのお話。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

こちらもよろしく

→ 三好政権の樹立、三好長慶

 

 

 

ごきげんよう!