人と交わる時、
「世の中に、何の望みも無い。」
と言う人と深く付き合ってはならない。
貴賎ともに、人に望みが無いという事はない。
望みが有るからこそ、
すなわち今日の行跡を慎んで乱れないのである。
ところが何事も望みが無いと言う人は、
己の心を基本として我儘で気随なものである。
今日は心よく付き合うとしても、
明日には勝手な振る舞いが表れて極まるものと知るべし。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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