兼続の衣食住☆ | げむおた街道をゆく

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直江兼続の衣食住は、非常に倹素であり、食事の如きも山椒3粒で済ませた。

中条越前守が、蓼漬と蛮椒(唐辛子)を用いたのを兼続は見咎めて、

「どれか一品になさるのが、良いであろう。」と、忠告したとある。

また色部修理のところへであろうか、招かれた時に、

雁の吸い物を差し出したとして亭主に断り、

「奢りである。」

と言って、その汁を食べなかった。

 

かつその用人を、追放させたとのことである。

衣服も頗る質素で、今上杉家に保存されている兼続が着用した、

浅黄綾子の羽織を照らし合わせると、

これは彼の衣服でも最上等のものであるが、

裏は黄金色の練らない絹で、細かい継ぎ切れを縫い合わせたものである。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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→ 天地人・異聞、直江兼続

 

 

 

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