武芸の他に、乱舞の稽古をしているような輩は☆ | げむおた街道をゆく

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加藤清正は、家中の大身小身に限らず、

武士が覚悟すべき条目を発したことがある。
 

その詞に曰く。

『奉公の道、油断するべからず。

朝は辰の刻(午前7時頃)には起きて兵法の鍛錬をし、

食事を取り、
弓を射、鉄砲を撃ち、馬に乗るべきだ。

武士の嗜みの良い者には、別して加増を与えよう。

乱舞は完全に禁止する。

太刀を手に取れば、人を斬ろうと思うものである。

である以上、万事は一心の置き所から生ずるものなのだ。

武芸の他に乱舞の稽古をしているような輩は、腹を切るべきだ。

武士の家に生まれた以上、太刀を取って死する道こそ本意である。

常々から武士の道を吟味していなければ、
潔い死はし難いものだ。よくよく心に武を究める事が肝要である。』

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

こちらもよろしく

→ 蔚山城の戦い、加藤清正

 

 

 

ごきげんよう!