隠して置いたのさ☆ | げむおた街道をゆく

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蔚山城の攻防は、日本軍の勝利に終わり蔚山城は解放された。
城内に駆けつけた飯田と森本は清正と再会し、

「二度とお目にかからないのではないかと存じていたのに、

御運を開いて下され、ありがたく存じまする。」

と清正の生存に喜び泣いた。

 

清正も二人の手を取りともに涙したという。

飯田、

「題目の旗が見えなかった為、最早と思っておりました。」

清正、

「いや…あの旗は、私の旗として、この地では有名になりすぎてしまった。
敵にあの旗を見せてはかえって、

「清正あり。」

と敵の士気を高めてしまう事になる。だから隠しておいたのだ」

清正、敵の士気を考え旗を隠すお話。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

こちらもよろしく

→ 蔚山城の戦い、加藤清正

 

 

 

ごきげんよう!