細川忠興☆ | げむおた街道をゆく

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石田三成と細川忠興は、仲が悪かった。

 

当の石田三成自身が、
「幾らなんでも仲悪すぎじゃね?」

と思うほど悪かった。

そこで三成、殊勝にもこう思い立った。

「そうだ!仲直りをしよう!」

三成は、前田玄以に仲介をしてもらい、

忠興と一席を設けて仲直りをすることとなった。

さて、その席でのこと。
忠興が先に着座していると、三成が入ってきた。

手に盆を持って。
その盆には柿が載せてあった。

そして仲直りの挨拶もせず、おもむろにその盆を忠興の前に置き、
「越中守は柿が好物だと聞いたので、持参いたした。

それがしのことは気にせず、食して頂きたい。」

忠興は真っ赤になって怒って出て行った。
残されたのは、何で出て行ったのかまるで解ってない三成と、

あまりの三成の行為に頭痛がしてきた、前田玄以であった。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

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→ 大一大万大吉、石田三成

 

 

 

ごきげんよう!