秀吉が、関白になったころの、京の都ではやった笑い話。
秀吉、
「予の顔が猿に似ているなどと言う者がいると聞くが、真か!?」
とご立腹。
近習、
「これは勿体無い御諚でございます。誰がそのような事を申しましょうか。」
秀吉、
「ほう、では言ってはおらぬのだな。」
近習、
「勿論でございます。ただ、世間では、猿が殿下に似たのだと言っておりますが。」
秀吉公、さもあろう、さもあろうと御満悦。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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