猿が似てる☆ 秀吉が、関白になったころの、京の都ではやった笑い話。 秀吉、 「予の顔が猿に似ているなどと言う者がいると聞くが、真か!?」 とご立腹。 近習、 「これは勿体無い御諚でございます。誰がそのような事を申しましょうか。」 秀吉、 「ほう、では言ってはおらぬのだな。」 近習、 「勿論でございます。ただ、世間では、猿が殿下に似たのだと言っておりますが。」 秀吉公、さもあろう、さもあろうと御満悦。 『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 こちらもよろしく → 太閤記・異聞、目次 ごきげんよう!