山里の松茸☆ | げむおた街道をゆく

げむおた街道をゆく

信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

豊臣秀吉は、山城国の山里という所を、梅松という坊主に預けた。
そこに新しく松を植えたところ、程なくして松茸が生えたとして、
松茸が献上されてきた。

秀吉は笑って、

「我が威光ならば、そういうこともあるだろう。」

と言った。
 

それから数度、松茸が献上されてきたが、実は他所から取り寄せたものだった。

秀吉は、左右の側近に向かい、

「もう松茸を献上するのはやめさせよ。生えすぎじゃ。」

と言ったという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

こちらもよろしく

→ 太閤記・異聞、目次

 

 

 

 

 

ごきげんよう!