ここにも、老いてなお教養を身に付けんとする武将がいた。
朝鮮出兵の時、島津義弘は暇が出来ると必ず筆を手に取って、
書家として名の合った近衞公(信尹?)の筆跡を学んだ。
良く書けたものは国に居る近衞公に送って批評を仰いだ。
義弘は朝鮮出兵時に、古今和歌集、千載集、拾遺集、論語等、
数十冊の本を持って行っていたという。
義弘が朝鮮に渡ったのは57歳。
老いてなお学ぶ事に貪欲。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
こちらもよろしく

ごきげんよう!