先は我なり☆ | げむおた街道をゆく

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天正15年、豊臣秀吉による九州征伐の時、

堀秀政も秀吉に従って九州へと赴いた。
 

この時、陣中において秀政近習の山下甚五郎という者が気が狂れ、

後ろより秀政を斬りつけた。

秀政の後を歩んでいた家老の堀監物は、これを見て即座に山下を斬った。
秀政も後ろを振り返り、拝み切りに斬った。
秀政と監物の刀は、同時に山下を打った。

山下が絶命したのを確認すると、

「先は我なり。」

秀政はそう、監物へ言ったという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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