天正15年、豊臣秀吉による九州征伐の時、
堀秀政も秀吉に従って九州へと赴いた。
この時、陣中において秀政近習の山下甚五郎という者が気が狂れ、
後ろより秀政を斬りつけた。
秀政の後を歩んでいた家老の堀監物は、これを見て即座に山下を斬った。
秀政も後ろを振り返り、拝み切りに斬った。
秀政と監物の刀は、同時に山下を打った。
山下が絶命したのを確認すると、
「先は我なり。」
秀政はそう、監物へ言ったという。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
こちらもよろしく
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)
ごきげんよう!