武田信玄は家臣を用いるとき、
家臣の性格を見極めてバランスのとれる組み合わせにしていた。
例えば、無口で威厳のある馬場信房は気さくで明るい内藤昌豊と、
勇敢で短気な山県昌景は慎重で思慮深い高坂昌信といった具合だった。
あるとき、信玄が温和な者とお硬い者を呼んで、
「お前たち2人が力を合わせれば不可能などない。多少の失敗など恐れるな。」
と言って仕事を任せたところ、果たして仕事は上手くいったという。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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